日ハム大谷 「161キロ」より高評価だった「投球内容」

公開日: 更新日:

 日本人最速記録より価値がある。

 3日のソフトバンク戦に先発した日本ハム大谷翔平(20)。だが、初回から制球がバラバラ。二回には単打4本と四球で2点を失った。それでも中盤以降は何とかしのぎ、七回には日本人投手の公式戦最速タイとなる161キロをマーク。10年に由規ヤクルト)が計測した数字に並んだ。

 味方の援護に恵まれず、2敗目(9勝)を喫したとはいえ7回2失点。9安打3四球と毎回のように走者を背負いながら最少失点にとどめた。

 試合を解説した評論家の金村暁氏が言う。

「この日の大谷はここ数試合で一番、ボールがバラついていましたね。この日に関しては本人の意気込みが違ったはず。前日(2日)は延長十二回に5点を奪われるという、非常に嫌な負け方。リリーフも7人つぎ込んでいる。それだけに『今日は絶対に勝たなければいけない』『ひとりで投げぬく』という思いがあったのでしょう。しかも、相手は強力打線のソフトバンク。力が入るのも無理はありません」

■完全にひと皮むけた

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動