補強リストに載っていたダル 3年後は「年俸25億円」と予想

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 レンジャーズのダルビッシュ有(27)が11勝目をかけて3日(日本時間4日)のインディアンス戦に先発し、7回を4安打1失点、8奪三振。九回にリリーフ投手が同点2ランを浴びて勝敗は付かなかった。本人は、「リリーフでも防御率0・00(の投手)はいない。こんな日もある」とサバサバ語った。

 そのダルビッシュだが、他球団の補強リストに載っていたことがわかった。7月31日にトレード期限が終了したものの、MLB公式ホームページによれば、ダルの獲得をレンジャーズに打診した球団もあったという。

 デビューから3年連続2ケタ勝利をマーク。十分な実績を残しているだけに、ポストシーズン進出の望みがある球団がダルに白羽の矢を立てたとみられる。

 11年オフに6年契約を交わしたダルは「サイ・ヤング賞を1回獲得してあと1回、同賞の投票で4位以内。もしくは同投票2位と別の2シーズンで4位以内」の条件をクリアすれば16年オフにFA資格を取得する。ダルの平均年俸は9億円強。FA市場に出れば、どれぐらいの値が付くのか。

「今後も故障なく、活躍を続ければ当然、FAの目玉選手になるでしょう」とアメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう続ける。

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