カブス藤川437日ぶり登板 残る課題は「フォークの完成度」

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 昨季は一時的に守護神を務めたベテランリリーバーが、復調をアピールした。

 右肘手術から復帰したカブス藤川球児(34)が6日(日本時間7日)のロッキーズ戦で昨年5月26日のレッズ戦以来、437日ぶりに登板。4点をリードされた六回無死一、二塁でマウンドに上がり、先頭打者は死球だったものの、後続を打ち取って1回を無安打無失点で切り抜けた。

「いつもここを想像しながらやってきた。今後もずっと最少失点を続けていきたい」とは試合後の本人だ。

 直球の最速は92マイル(約148キロ)を記録。昨季、故障する前の94マイル(約151キロ)まで戻りつつある。球威は回復してきたとはいえ、藤川と同様に肘の手術から復帰した同僚の和田が「こんなもんじゃないと本人は思っているだろうし、自分も感じた」と印象を口にした通り、完全復活はまだ道半ばだ。

 武器であるフォークの完成度がイマイチだからだ。藤川はメジャー移籍後、フォークを封印。12試合に登板した昨季は1球も投げなかった。日本よりも大きく、滑りやすいメジャー公認球では制球が定まらず、実戦で使えるレベルではなかったためだ。今季はリハビリ中に感覚を掴んだのだろう。7月のマイナーの調整登板で解禁したばかり。しかし、本人も納得できるものではないようで、「フォークがしっかりと使えるようになるまでは復活とはいえない」と親しい関係者に話しているそうだ。

 今季は残り50試合を切った。藤川に残された時間は少ない。

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