「ウエーバー公示」報道 イチローはやっぱり戦力外か

公開日: 更新日:

 ロートル外野手の放出は時間の問題か。

 今やヤンキースでベンチの肥やしと化しているイチロー(40)のことだ。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)は8日(日本時間9日)、ヤンキースがイチローとブレンダン・ライアン内野手の2人をウエーバーにかけたと報じた。

「ウエーバー」とは他の29球団に対してトレード要員として告知するもの。期限は8月31日までで、原則として勝率の低い球団が優先的に交渉できる。ポストシーズン進出争いが佳境に入るこの時期にヤンキースがイチローのトレードに動くのは、戦力外と判断したからだろう。

 実際、イチローは7月末から出場機会が激減していた。ヤンキースはトレード期限の7月31日に内外野を守れるプラド(30)をダイヤモンドバックスから獲得。ジラルディ監督は今季は主に内野の守備に就いていたユーティリティープレーヤーを右翼で起用。今後もイチローはスタメン落ちの機会が増えるのは確実だ。

 夏場は投手陣の疲れがピークに達する時期だ。投手陣が手薄なだけに、リリーフ投手との交換でイチローのトレードが成立する可能性もある。
 ポストシーズン進出争いに注目が集まる中、イチローの去就を巡って騒がしくなってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑