ハッキングで流出! イチローのトレード話が破談していた

公開日: 更新日:

ベテラン外野手のトレードが破談していたことが意外な形で明らかになった。

 複数の米メディアが30日(日本時間1日)に報じたところによれば、アストロズがFA、トレードなど補強リストを収めたパソコンを何者かにハッキングされ、交渉状況などが流出する被害を受けたという。

 アストロズは若手有望株の宝庫なだけに、昨オフは複数の球団からトレードの申し込みが殺到した。中でも興味深いのは、ヤンキースイチロー(40)に関する交渉過程だ。報道によれば、ヤンキースは昨オフ、イチローのトレードを打診。イチローの今季年俸6億5000万円のうち、4億5000万円を負担すると持ちかけた。アストロズは一時は前向きに検討したが、今年の10月で41歳になるロートル外野手に残りの2億円は負担できないと判断して結局、交渉は決裂した。

 アストロズがヤンキースサイドに回答したのはオープン戦が行われていた3月18日。ヤンキースが今季の開幕直前までイチローの放出に動いていたのは間違いなさそうだ。

 トレード期限まで残り1カ月。今後もイチローの周囲は騒がしくなりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー