シャラポワも? ロシア国籍を捨てる二重国籍者続出の可能性

公開日: 更新日:

 女子テニス界のスーパースター、マリア・シャラポワ(27)はご存じロシア生まれで、現在は米フロリダに住んでいる。ロシアと米国の二重国籍だが、近い将来、ロシア国籍を捨てるかもしれない。

 その理由は、8月4日にロシアで施行された「改正ロシア連邦国籍法」だ。二重国籍者に、所定の書類に必要事項を記載して通知することを義務づけたもので、期限は10月4日。シャラポワのように海外にいる者にはこの期限は適用されないが、次に帰国した際に提出しなければならない。要するにクレムリンが海外の金持ちロシア人の資産や銀行口座の情報を押さえ、さらに税金を取ることを狙った動きだ。

 米国や欧州には、モデルやホッケー選手などロシア人の金持ちがたくさんいるが、ロシア国籍を捨てる者が続出するとみられている。日頃、祖国ロシアへの愛情を隠さないシャラポワだが、さてどうするか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁