楽天「デーブ監督」近日中に発表も 周囲が不安がる“悪いクセ”

公開日: 更新日:

 任期を2年残して辞任した楽天の星野監督(67)。昨季の日本一からBクラスに転落し、健康にも不安があった。ここで身を引くのは正解だが、気になるのが次期監督に内定したといわれる大久保博元・二軍監督(47)の手腕だ。

 というのも、球界には大久保二軍監督は「トップよりナンバー2向き」という声がある。08年は西武一軍打撃コーチに就任し、渡辺監督の右腕として日本一に貢献。若手にはアーリーワークという名の早出特打ちを義務化させ、打線の向上に一役買った。さらにデータ収集と分析を重視し、選手に狙い球を指示するなど打撃コーチとしては優秀だ。

 当時、渡辺監督は選手を怒らない「寛容力」が信頼を集めていたが、これは大久保コーチが憎まれ役を務めていたからできたこと。大久保コーチが自身の不祥事で編成部に異動した2年目からは監督自ら叱責するようになり、これには選手も「何が寛容力だ」とソッポを向いてしまった。

■西武二軍での「スパイク事件」

 ある西武OBは「デーブは悪いヤツじゃないんだが……」とこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動