楽天「デーブ監督」近日中に発表も 周囲が不安がる“悪いクセ”

公開日: 更新日:

「調子に乗りすぎるクセがあるのが欠点。最初は選手とフラットに付き合っていても、打ち解けたり、お気に入りの選手が出てくるとコミュニケーションが過剰になってしまう。西武の二軍コーチ時代、ある若手をからかい、さらにその選手のスパイクをグラウンドに放り投げた。デーブにとっては軽いおふざけのつもりでも、選手は愕然。一瞬だけど、デーブに向けた剣呑な目つきは忘れられないよ」

 楽天でも評判は同様。若手育成や打線強化は評価されており、専門外である投手については口を出さない。多くの二軍コーチは「西武で菊池雄星を殴るなどウワサは聞いていたが、評判なんてアテにならないもの」と感心しつつも、「ちょっとやり過ぎるところが心配」と話している。今季の春季キャンプでは高卒2年目の柿沢が大久保二軍監督からのノック中にダウン。心臓マッサージを受ける事態となり、大久保二軍監督以下、コーチ、スタッフは厳重注意を受けた。人間関係でも練習でも、熱くなると周囲が見えなくなってしまうのだ。

 一抹の不安が残る楽天・大久保監督。「悪い癖」さえ出なければいいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑