セリエA得点王に現実味 ミラン本田が「ゴールラッシュ」の理由

公開日: 更新日:

 もうマグレとは言えなくなってきた。

 ACミラン所属の日本代表MF本田圭佑(28)が、19日の敵地でのベローナ戦でセリエAでの自身初となる「1試合2ゴール」を決め、今季7試合出場・通算6得点の荒稼ぎ。これで得点ランキングの首位タイである。

 本田は3トップの右で先発。最初の見せ場が訪れたのは、オウンゴールで1ー0とリードして迎えた前半27分だった。3トップ左のFWエルシャーラウィが、左サイドから本田の位置を確認してミドルパス。ペナルティーエリア内に入ったところで本田が、利き足の左足でダイレクトシュート! ボールはゴール左に吸い込まれた。

 今季2度目の2試合連続弾となった本田。後半に入って11分、2度目の見せ場がやってきた。相手ゴールから35メートルの距離。やや右サイド。自陣で味方センターMFポーリがボールを持った瞬間、本田が絶妙な動き出しでラストパスを引き出し、そのまま相手DFの追走を背中で感じながらドリブル。GKの動きを読み切り、ゴール左サイドネットに蹴り込んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ