WS初戦完敗でロイヤルズ連勝止まる 青木は攻守に“空回り”

公開日: 更新日:

 メジャーを代表する左腕投手が、快進撃を続けてきたロイヤルズに立ちはだかった。ジャイアンツのマディソン・バムガーナー(25)がワールドシリーズ第1戦に先発。7回を3安打1失点。今ポストシーズン(PS)3勝目をマークし、チームにシリーズ1勝目をもたらした。

 落差の大きい変化球を主体にロイヤルズ打線を手玉に取り、つけ入る隙を与えない。三回には満塁のピンチを招きながら、落ち着いて打ち取り、今PSで好調なロイヤルズ打線に仕事をさせない。七回、7番ペレスに一発を浴びたものの、エースらしい安定した投球でロイヤルズのPSでの連勝を8で止めた。

 12年以来2年ぶり8回目の世界一を目指すジャイアンツが、エース左腕の好投で幸先の良いスタートを切った。

■青木は4タコ

 ロイヤルズ・青木宣親(32)は攻守に精彩を欠いた。

「2番・右翼」でスタメン出場。一回は相手の先発左腕バムガーナーの外角低めのスライダーをバットの先で巧みに捉えたが、打球は投手の正面。3点を追う三回の第2打席は1死二、三塁の好機で2ストライクと追い込まれると外角低めのカーブにバットが空を切った。六回は直球に詰まらされて遊ゴロに倒れ、バムガーナーの前に3タコ、その後もヒットは出ず無安打に終わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」