ゴジラがOB戦4安打 “貧打”巨人が臨時コーチ再オファー?

公開日: 更新日:

 ゴジラが存在感を見せつけた。ヤンキースなどで活躍した巨人OBの松井秀喜(40)が16日、コボスタ宮城で開催された阪神とのOB戦に「3番・右翼」で出場した。

 昨年5月5日に東京ドームで国民栄誉賞を受賞して以来の巨人の背番号「55」のユニホーム姿。プレーするのは02年11月の日米野球以来だった。

 初回に中前打、二回には右越えのワンバウンドでフェンスに当たる適時二塁打を放ち、「パワーが残っていなかった」と笑ったが、三回に左前打、五回にも右前打で、4打数4安打の大活躍。腰を押さえるしぐさでスタンドから笑いも誘った。

 報道陣に「まだ現役でいけるのでは?」と聞かれると「全然ダメ」と現役復帰は笑い飛ばしたものの、松井の後の4番を打った巨人の原監督は「私の現状の中では松井の後ろを打つのは荷が重いと感じた」と苦笑いを浮かべるしかなかった。

 松井は今春の宮崎キャンプで臨時コーチとして2週間指導。来春のキャンプについては「予定はない。今のところ」としたものの、巨人は今季、チーム打率リーグ5位、総得点同4位の貧打に苦しめられた。ネクストバッターズサークルから久々にゴジラの猛打を目の当たりにした原監督は、再び松井に臨時コーチのオファーを出したくなったのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性