JGTOの“お粗末”規定変更で松山英樹が来季見られない?

公開日: 更新日:

■その場しのぎのルール作りがアダ

 もっとも、出場資格を停止したところで、米ツアーで戦う松山にとっては痛くもかゆくもない。それどころか松山が日本ツアーに愛想を尽かして、長期シードを返上、もう二度と日本ツアーには出ないと駄々をこねる可能性もあり得る。ゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏がこう言う。

「ヘタな小細工をしたばかりに、JGTOは自分で自分の首を絞めたも同然。バカなことを考えたものです。国内ツアーに出てもらいたかったら、義務試合数など設けなければよかった。縛りをきつくする以上、松山が国内ツアーに出場しないことも想定、覚悟してルールづくりをする必要があったのに、その場しのぎ、行き当たりばったりでコロコロと規定を変えるからこういうことになる。お粗末というか、組織としての体をなしていません」

 JGTOが下手を打って、力のある若手も呆れている。国内ツアーからプロ流出が止まらなくなる日が近い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層