阪神残留を“保険”にメジャー挑戦 疑問視される鳥谷の本気度

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 阪神からFAでメジャー移籍を目指す鳥谷敬(33)の周辺が慌ただしくなってきた。

 早くから日本にスカウトを派遣して調査を続けてきたブルージェイズの他、アストロズやメッツも獲得候補としてリストアップ。メッツのアルダーソンGMは「トリタニの名前は我々の獲得リストに載っている」と話し、アストロズのルーノーGMは「ビデオで見てるし、日本でどんな成績を残しているかも知っている。とても興味深い選手」と獲得に前向きな姿勢を見せた。

 鳥谷は来年6月で34歳になる。獲得を検討するチームはメジャーでは未知数のベテラン内野手のどこをどう評価しているのか。

「どのチームも鳥谷が今季、(プロ野球の)遊撃手史上初の3年連続フルイニング出場を達成した点に注目している」と言うのはア・リーグのスカウトだ。

「消耗の激しいショートストップで休みなしにプレーし続けるのは、故障や多少の痛みにも強いことを意味する。タフなワークホース(馬車馬のように働く意)として評価しているのです。使い勝手がいいし、重宝されるはずです」

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