<第5回>ツアーから余計な贅肉をそぎ落として再出発を図る

公開日: 更新日:

 ゴルフ中継にも「あれっ?」と不思議に思うことがあります。

 米ツアー中継ではプロゴルファーではない人がテレビで選手のスキルを評価することは絶対にありません。コースセッティングに関してのコメントならわかります。「全米ゴルフ協会(USGA)関係者に話を聞いたところ、米国ではこういうふうに会場をイーブンパーで設定しています」っていうのだったら構いません。その設定を上回るスコアを出せるかどうかは選手次第ですから。しかしUSGAの人が、選手のスキルを評価することはありません。

 ゴルフアナリストやジャーナリストがテレビに登場して、少し話をする。これはわかります。どの業界もそうですから。相撲だってデーモン閣下がゲストで登場して、なるほどよく知っているなぁと。勉強している人だったらいいんですよ。

 日本のゴルフ中継はファンを増やすためにもっと改善の余地がある。そういうところをアドバイスしていくことも、ボクらの仕事かなと思っています。

 余計な贅肉をツアーからそぎ落とす。経費のかかるトーナメントじゃなくて、何か違うことをしていかなくてはいけない。これから徐々に変わっていくと思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル