<第6回>日本ゴルフ界の底辺をもっと広げていきたい

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 昨年の賞金王、小田孔明にしても36歳と年齢的に広い国土を持つ米ツアー転戦に耐えられない。だからこそ厳しい状況なんです。

――若手がふがいない?

 藤田寛之(45)や手嶋多一(46)と、僕らの同期が頑張っているツアーではしょうがないと思います。僕は試合に出ていませんが、そう考えると若手がふがいないといえばふがいない。じゃあ、誰に期待すればいいのか、正直、解説やってても誰とは言えません。

 岩田寛は米ツアーに行く前に、もうちょっと日本で勝たないといけない。(米ツアー挑戦は)本人の意思ですから、「やってみな」と勧めました。

 しかし、「ウェブドットコムツアーに行ってまでやる必要があるかどうかは、もう1回考えた方がいいよ」とアドバイスしました。ワールドランク69位で米ツアーに出場できる試合がある。ウェブをやめた方がいい理由は、出る意味がないから。わざわざ下部ツアーに飛び込んでいって、打ちのめされる必要はゼロ。

 パワーでは全然勝負にならないから、行かない方がいい。逆に言えばPGAツアーの方がやりやすいかもしれません。

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