巨人正捕手争いに原監督言及 「小林と相川で」に込めた意味

公開日: 更新日:

「原監督の言葉をうのみにして、悠長に構えていたら、小林は居場所を失う。ドラ1とはいえ、今年39歳になる相川との一騎打ちの今季、レギュラーを奪えないようでは、来年はないということではないか。巨人はこのオフ、水面下で国内FA権を持つ楽天の嶋の獲得に乗り出した。結局、残留したものの、楽天と結んでいる複数年契約は嶋側から破棄できるともっぱら。巨人は嶋と同様にFA権を持ったまま西武に単年契約で残留した炭谷にも興味を示している。西武は高卒2年目の森が台頭。来オフは炭谷が流出する可能性もささやかれている。2人のどちらかが加入すれば、間違いなく正捕手ですから」

 ヤクルトの控えだったアラフォー捕手に出番を譲っているようでは、来オフにはバリバリの正捕手候補が入団してくるかもしれない。原監督の言葉は表向きは優しいが、小林に与えられた時間は今年1年。2年目にしてもう崖っぷちである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは