FA相川と金城が入団会見 巨人「特命アラフォーコーチ」増殖

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「2人ともレギュラーを狙ってもらいたい」

 原辰徳監督(56)はこうハッパをかけた。8日、都内のホテルでヤクルト、DeNAからFAで巨人入りした相川亮二捕手(38)、金城龍彦外野手(38)が入団会見でのことだ。

 こだわっていたヒゲをさっぱり剃り落として臨んだ相川は、「小林君などに負けない自信はある」と指揮官の言葉に呼応しつつ、「捕手として教えられることは教えたい」と話した。

 FA補強とはいえ、“コーチ”が2人加わったという意味合いが強い。

 原監督は「(高橋)由伸や井端のような役割も期待している」とした。その高橋由(39)は打撃コーチを兼任。井端(39)も主に正遊撃手・坂本(25)の“守備コーチ役”として継続的にアドバイスを送っている。

 巨人の捕手を長年守ってきた阿部が来季は一塁へ転向。相川は2年目を迎える小林(25)と競争しながら、定評があるリード面などを伝授するという役割が求められる。

■一軍コーチは実質15人に

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