チームから「ゆとり君」と陰口が 巨人ドラ1捕手・小林の正念場

公開日: 更新日:

 巨人は19日のヤクルト戦に勝ってマジック6。リーグ3連覇は目前だが、新人捕手の小林誠司(25)にとっては今が正念場だ。17日の広島戦で沢村が初回KO。小林のリードも「短期決戦では厳しい」と評論家に酷評されてしまった。二軍に一度も落ちていないのは快挙だが、打率はここまで.241。周囲の目は次第に厳しくなりつつある。

 球団関係者は「今季を振り返ると、8月に入って打撃に専念させる意味で、3週間ほど慎之助(阿部)を一塁に固定してからチームが上向いた。慎之助の選手寿命を考え、原監督は来季、一塁・阿部、捕手・小林を基本線に考えているみたい。だから、試せたのは大きかったのではないか」と言うが、それは小林が正捕手に定着できてこそ。某中堅選手がこう言う。

「小林は『沢村さんのことはボクが一番よく分かっています!』と自信満々にコーチに言ってしまうような、良く言えば自信家、悪く言えば空気が読めないところがあるんですよね」

食事に誘った先輩が激怒した理由

 それだけではない。前出の選手が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

  1. 6

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  2. 7

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に