チーム内外から小林待望論…巨人・阿部に近づく「捕手廃業」

公開日: 更新日:

 巨人阿部慎之助(35)が19日の東京ドームでの全体練習で別メニュー調整した。13日に首痛を訴えて以来、痛みが引かず、18日の試合はベンチにも入らず帰宅していた。

 19日は東京ドームの人工芝が張り替えられて初ということもあり、入念に行った守備練習、打撃練習も参加せず。外野でキャッチボールをするなどの軽めの練習を終えた阿部は「(開幕まで)まだ何日かあるので、それが救いだと思ってやる。打撃? まだ分からない。良かったらやるし……」と歯切れが悪かった。原監督も「今日は練習させるより休ませる選択をした」と話すにとどめた。

 言わずもがなの大黒柱。もし開幕に間に合わないようなら緊急事態だ。ただ、「首痛といっても、去年痛めた背中から派生している可能性もある。2月に打球が当たった左ふくらはぎも万全ではない。こうなると、負担が大きい捕手で毎日出場するのは難しい。一塁で打撃に専念する試合が増えるかもしれない。開幕投手は菅野だし、新人の小林が開幕捕手でもいいでしょう。2人は同じ年で息も合っている。菅野も投げやすそうだし」と言う関係者もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは