中日・落合GM「就任2年目」 チームの随所に“オレ流構想”

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■オーナーは「準備万端、整っている」

「ベテランの処遇です」とは、さる球界関係者。

中日には、50歳を迎える山本昌を筆頭に40歳以上の選手が6人いる。兼任監督の谷繁を含め、全員の選手契約が今年いっぱいで切れる。ベテランを優遇しているとはいえ、今季の成績次第では引退の可能性も出てくる。監督として4年契約を結んでいる谷繁は別にして、川上がオフの契約更改で投手コーチを打診されたことを明かしたように、落合GMは彼らと指導者を含めた引退後の去就についての話し合いもしている。何人かは引退後、コーチ就任という流れになるとみられています」

 ベテラン連中は落合GMが監督時代に活躍した功労者であり、多くの年俸を稼いだ。小笠原も落合GMが巨人からトレードで獲得した選手だ。「巨頭体制」を強化すべく、着々と手を打っているように見える。

 もっとも、チームは2年連続4位に低迷。落合GM就任後、選手の年俸は一気に8億円強が削られたものの、オフは金子、炭谷らFA選手の補強に失敗。チーム強化については目立った成果が見られないのが現状だ。

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