育成1位が入団拒否…中日の補強に非難「落合GMの責任だ」

公開日: 更新日:

「育成の1位に蹴られ、ドラフト7位も入団を渋っている。前代未聞だ」

 OBが嘆くのは中日のドラフト。先日、育成1位の佐藤雄偉知(18=東海大相模)が入団拒否を表明すると、ドラフト7位の遠藤一星(25=東京ガス)も入団交渉が難航していることがわかった。「7位の下位指名を東京ガスが気にしている」(他球団スカウト)というのだが、冒頭のOBがこう続けた。

「13年オフに落合GMが就任。新人選手は1年目から結果を出さないと容赦なしに給料を削られる。10年ドラフト2位の吉川が練習態度に問題があったにせよ、高卒4年目で突如クビになるなど今オフは15人の大量解雇。40歳代のベテランはみんな残ったのにね。育成ならヘタすれば1年、2年で切られかねない。佐藤が社会人に行くのは賢明な判断。アマ球界では、『すぐにクビを切られる中日に行くなら他球団に行かせた方がいい』という話も出てる」

 チームは2年連続Bクラスに沈み、落合GMは今年もすでに選手年俸を1億3000万円程度削減。昨年は井端(現巨人)の1億6000万円ダウンをはじめ、総額8億円のコストカットを断行した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは