マリーンズ入りイチロー 通算3000安打で手にする特別賞与

公開日: 更新日:

 メジャー15年目にして初めてナ・リーグでプレーすることになった。

 昨季終了後、ヤンキースからFAとなっていたイチロー(41)が23日(日本時間24日)、マイアミ・マーリンズと1年200万ドル(約2億4000万円)で合意した。米国の主要メディアがこぞって伝えている。週明けにもメディカルチェックを行い、異常がなければ正式にサインするとみられる。

 マーリンズの外野陣はメジャー屈指のタレント揃いだ。ゴールドグラブを受賞した左翼のイエリッチ、強肩のオズナ、昨年11月に米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約380億円)で契約した本塁打王(37本)のスタントンの3人は不動のメンバーだ。イチローは「4人目の外野手」として毎試合、ベンチスタートとなる。

 今季のイチローの目標は残り156本と迫ったメジャー通算3000安打達成だ。米メディアは詳細は明らかにしていないものの、イチローの契約には出場試合数、打席数などに応じて出来高が付くそうだ。出場機会が増えれば増えるほど、3000安打を達成する可能性は高まる。一定の条件をクリアして、3000安打を達成すれば特別ボーナスを手にしそうだ。

 控えの外野手だった昨季は143試合(385打席)で102安打。今季中の大台到達は厳しいか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは