選手拍子抜け…巨人宮崎キャンプ“大甘スタート”の裏事情

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「チームを解体する」

 原監督がそう宣言する今季、1日に宮崎市内で始まった巨人のキャンプも初日から、さぞ厳しいものになるのだろう、と選手は覚悟した。前日には原監督が「『新成』という(今年の)スローガンに『野性味』を加えたい。力強さ、ワイルドさを身につけていかないとね。練習にしても、自分で考えて行動してほしい。自立するのが野性の本質。今年は野性的に戦う」と繰り返したから、なおさらだった。

 が、勇ましいのは掛け声だけだった。例えば、新主将の坂本勇人(26)である。自主トレで腰痛を発症した影響で、完全別メニュー。朝10時に球団トレーナーを伴って“独りぼっち”で始動したものの、患部の様子を見ながらのウオーミングアップ、軽めのダッシュを終えると、スイッチが入った。キャッチボール、守備練習をこなしたあと、「体感150~160キロ」の高速マシンを相手に、フルスイングの打撃練習を敢行。チーム関係者を「ホントに故障してるの!?」と驚かせた坂本が、練習後にこう言った。

「本当は1日目からチームに帯同してやりたかったけど、監督が焦らずにと言ってくれたので。フルスイング? そうですね。(腰は)大丈夫」

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