休日もマシン打撃…日ハム“二刀流”大谷 「驚異の練習量」
投打の二刀流なのだから、人の倍、練習しなきゃならないという理屈は分かる。しかし、理屈通りにはなかなかいかないもの。まして「10勝、10本塁打」をクリア、すでにチーム内で確固たる地位を確立したのだからなおさらだが、本当に他の選手の2倍、練習しているのが日本ハムの3年目・大谷翔平(20)だ。
キャンプ初の休日となった5日、2年目の渡辺(19)を伴って宿舎を出ると室内練習場へ。交互に1時間強、マシン打撃を繰り返すと、終了後は砂浜をジョギングした。
球場を後にするのは連日、いちばん最後。投手中心の練習日は、居残りで特打。ウエートトレーニングまでやってから引き揚げるのが日課になっている。表彰式やイベントに引っ張りだこだったオフは、夜、だれもいない室内練習場で打ち込んだりもした。
6日の紅白戦は4番DHで出場予定。本人によれば、球の見極めがテーマだという。初の実戦でどんな打撃をみせるのか注目だ。