マーリンズがイチローの「3000安打」脅かす“万能選手”獲得へ

公開日: 更新日:

 マーリンズ・イチロー(41)には手ごわいライバルとなりそうだ。

 03年以来12年ぶりの世界一を目指すマーリンズが内外野とも守れるユーティリティーのアレン・クレイグ(30=レッドソックス)のトレードでの獲得に動いているという。レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」(電子版)など、複数の米メディアが伝えている。

 右翼が本職のクレイグは昨季途中まで在籍したカージナルスで計5ポジションをこなしたが、単なる守備の万能選手ではない。134試合に出場した13年には得点圏打率4割5分4厘(130打数59安打)をマークした勝負強い打者。4割5分4厘の得点圏打率は80年のロイヤルズ・ブレット(4割6分9厘)、97年のパドレス・グウィン(4割5分9厘)に次ぐ史上3位の記録だ。

 昨季途中、レッドソックスに移籍。左足首のねん挫で、わずか29試合の出場(打率1割2分8厘)に終わったが、マーリンズは復活すれば戦力になると判断したのだろう。左ひざに不安を抱える一塁モースの控えや外野のバックアップとしての起用を検討している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋