年俸10分の1で広島復帰 新井が語る“ゼロスタート”の覚悟

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 8年ぶりに古巣広島へ戻った新井貴浩(38)。昨季は94試合、打率.244、3本塁打、31打点と不本意な成績に終わり、オフには阪神から1億円以上の減額を提示されて自由契約の道を選んだ。広島での年俸は2000万円。阪神の提示した7000万円をはるかに下回り、昨季の2億円から10分の1の金額。それでも古巣復帰を選んだ“崖っぷち男”に聞いた。

――阪神より年俸が半分以下の古巣に復帰を決めた要因は?

「もう一度、競争がしたい。レギュラーを目指して勝負したい、それだけです。自由契約になって最初にカープから連絡をいただきました。(07年オフに)一度、FAで(広島を)出ているので正直、驚きました。本当にうれしかったです。お金の問題ではありませんでした。拾っていただいた身ですから、どういう形でもいいので、カープに貢献したい。もう、その気持ちしかありません」

――どういう形でも?

「そりゃあ、レギュラーを目指してガムシャラにやっています。でも、自分の立場も分かっています。代打でも何でもいい。チームに貢献したいということです」

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