黒田の“男気”とまるで逆 あまりに情けない鳥谷「生涯虎」宣言

公開日: 更新日:

 プロ野球とは夢を売る商売。それを考えれば、ファンがどちらを支持するかは明白だ。

 広島に復帰を決めた黒田博樹(39)はメジャー複数球団から巨額のオファーを受けていた。最高額はパドレスの21億円。しかし黒田は札束の山を蹴飛ばし、単年4億円で古巣に戻った。

「カープで投げる方が、一球の重みを感じられると思ったから。日本で投げずに野球人生が終わったら納得できないのではないか。(復帰を待ち望む)ファンの気持ちも大きかった」と言う黒田の男気は、広島ファンのみならず、日本中のスポーツファンに感動を与えた。

 それに比べると、何とも情けないのが阪神鳥谷敬(33)だ。22日に契約更改を行い、5年20億円の破格条件でサイン。

「阪神で優勝したい気持ちが強くなった。日本一になりたい。阪神で(現役を)終われれば、と思っている」と話したが、いまさら何を言っているのか。数年前からメジャーへの憧れを隠さず、今オフに海外FA権を行使。好条件でのオファーを得られず、“保険”として残しておいた阪神残留を選んだに過ぎない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償