2時間50万円 宮崎で結束固めた巨人投手陣“夜の決起集会”

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 巨人の一軍メンバーが昨16日、宮崎から2次キャンプ地の沖縄・那覇に移動した。「那覇(キャンプ)は縁起のいい場所。(過去4年間で3度リーグ優勝と)勝率もすごくいい」と話した原監督。笑顔が絶えないのは、選手の調整が順調に進んでいるからだろう。特に投手陣には手応えを感じているようだが、そのウラではこんなことがあった。

 宮崎キャンプ序盤のことだ。投手陣ではドラフト2位・戸根千明(22=日大)と同3位・高木勇人(25=三菱重工名古屋)のルーキー2人が一軍に抜擢されている。リーダーの内海らが音頭を取り、新人歓迎会も兼ねた投手会が行われた。

 腹ごしらえは、杉内らが通う有名店の鶏だんご鍋。初めて舌鼓を打った高木勇は「しゃん鍋っていうんですか? 鶏が生でも食べられるって。あんなにおいしい鍋、初めて食べました」と目を丸くさせた。その後は2次会だ。人数は半数近くの9人。選手御用達の“飲み屋”に繰り出し……。某投手が証言する。

「選手がいっぱい通う店でセット料金は1時間6000円。この店に9人で2時間いた。確かにVIPルームとかいろんなチャージ料はあるでしょう。でも、特別高い酒を注文したわけでもないのに『2時間50万円』の請求。若いヤツらは『え? 高っ!』って固まってましたよ。1人6万円弱。決して安くはない額だけど、先輩が男らしく涼しい顔で払ってくれましたよ」

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