渡米1カ月半「収入ゼロ」 横峯さくらの米ツアー参戦は失敗か

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「昨季、米女子ツアー9年目にしてはじめてシード権を失った宮里藍を見ても分かるように、選手にはスポーツ年齢というものがあります。特に女子の場合、ゴルフを最初にはじめてから20年で下降線をたどるといわれます。さくらは8歳ではじめたので、もはやフィジカル面でもメンタル面でも、衰えていく一方です。韓国人選手をはじめ、米女子ツアーは20代前半の若手が頭角を現しており、30歳目前で挑戦するのは遅すぎます。試合に出場できるか、できないかも分かっていなかったのですから、米ツアー挑戦自体が認識不足です。はじめからダメなんだろうなと、予測できました」(前出の宮崎氏)

 さくらは今週、日本に戻って開幕戦のダイキンオーキッドに出場する。米ツアーで稼ぐよりも、日本の方が簡単だと気付くはずだ。趣味でゴルフをやっているのではなく、プロは稼いでナンボの世界である。収入がないまま米ツアーにしがみつくのは何の意味もないはずだ。

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