手術決断先送りのダルに「日本の医師にも診断仰ぐべき」の声

公開日: 更新日:

 踏ん切りをつけるには、まだしばらく時間が必要なようだ。

 右肘の内側側副靱帯の部分断裂が見つかったレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)のことだ。

 ジョン・ダニエルズGMは11日(日本時間12日)、前日、ニューヨークでメッツのチームドクターであるデービッド・アルチェック医師にセカンドオピニオンを求めた結果、メスを入れることを勧められたことを明かし、「全ては(トミー・ジョン=腱の修復)手術を受ける方向で進んでいる」と話した。

 ダルはこの日、全体練習に姿を見せ、左投げでキャッチボールを行うなど軽めの調整を行った。手術には難色を示しているようで、最終的な決断を保留。今後はレッドソックス・田沢、レンジャーズ・藤川の執刀医で「肘の権威」とされるジェームズ・アンドリューズ医師に「サードオピニオン」を求め、13日(同14日)にも最終的に決断する見込みだ。ダニエルズGMは週明けにも手術を受けさせる方針を示していることから、ダルが肘にメスを入れるのは時間の問題となってきた。

「トミー・ジョン手術」は復帰までに1年から1年5カ月を要するため、靱帯の修復手術を受ければ今季絶望となる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢