日ハム黒木投手コーチが語った大谷へ“異例助言”の意図

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 大谷は過去2年、ほとんど自力でプレーしてきた。コーチに助言を仰ぐこともほとんどない。スランプに陥っても、自分なりに解決してきた。そうやって2ケタ勝利、10本塁打の二刀流を実践してきた選手だ。公式戦で結果が出ないならともかく、たかだかオープン戦で乱調が続いたくらいで、周囲がアタフタする必要があるのかどうか。まして本人もオープン戦だからできることと、テーマをもって実戦に臨んでいる。

 大谷はコーチ陣との話し合い後、「去年もずっと(自分のフォームを)見てもらっている。良かった時、悪かった時のアドバイスをいただけるのはありがたい」と話しながらも、「(フォームを)直す作業はしない。去年より技術をステップアップさせる過程で多少のズレがあるだけなので」と復調への自信を見せた。本人が心配ないと言っている以上、放っておけばよいのだ。

 日本ハムはこの日も敗れ、12球団で唯一オープン戦の勝ち星がない。あるいは首脳陣が浮足立っているのかもしれない。

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