球数や起用法は? 県岐阜商小川監督に聞く「エース高橋純平」

公開日: 更新日:

「選手には『高橋をうまくダシに使ってやれ』とは言っています(笑い)」

――ダシ?

「プロやマスコミに注目されるのは、当たり前のことではありません。だから、それを味わいなさい、と。プロには『高橋を見にきたけど、あんな選手もいるのか』と認めてもらえるように、報道の方には『こんなに目立つ子がいたのか』と思ってもらえるように、元気とか笑顔とかで目立て、と。おかげで鼻息が荒くなってる選手もいますけどね(笑い)」

――高橋は好投手だけに、彼ひとりに頼りがちになりませんか? 一昨年の春は「安楽の772球」が賛否を呼びましたが。

「うーん……。難しいですね。球数について一般論を言うならば、チームを率いる監督の判断が最善としか言えません。その監督が置いている軸がチームにあるのか、選手にあるのか。結果論でもあるでしょう。私としては本人を含めて、勝ちたいと思えば勝てる起用をしたいですね」

――高橋に無理をさせないよう、あえて継投することもありますか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで