球数や起用法は? 県岐阜商小川監督に聞く「エース高橋純平」

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 24日に登場するのが大会ナンバーワン右腕といわれる高橋純平(3年)を擁する県岐阜商(岐阜)だ。スポーツ紙は「12球団が高評価」などとかまびすしいが、注目選手を預かることに苦悩はないのか。小川信和監督(43)に聞いた。

――高橋は中学時代から140キロを投げていたそうですが、入学当初の印象は。

「体は今よりも細かったですね。それは当然ですけど、私が驚いたのはランニングをする時の姿勢です。一歩一歩、足を前に進めていく姿勢が上級生よりも美しかった。体がブレずに走っていました。当時の藤田監督も『力がある。これならすぐに試合で使っても壊れない体だ』と話していました」

――県内では中学時代から有名だったのですか。

「西日本では有名だったみたいですね。ただ、大きな大会を制したなどの実績がないので、知る人ぞ知る、という投手だったとか……」

――それだけの投手なら、他の強豪校との争奪戦にはならなかったのですか?

「いやあ……どうなんでしょうか? 他校が声をかけたとかはわかりません」

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