他校にも定着 健大高崎・青柳監督が掲げる「機動破壊」の真実

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 もはや高校球界のトレンドと言ってもいい。29日に天理戦を迎える健大高崎(群馬)が掲げるのが「機動破壊」だ。昨夏の甲子園では大会記録の29に迫る26盗塁をマーク。今大会では常総学院が1回戦で2人がそれぞれ5盗塁するなど影響力は大きい。青柳博文監督(42)が言う。

「野球は変わっていくものですからね。それこそ、10年ぐらいのスパンではやり廃りはあると思います。10年前に流行していた作戦が、今再びメジャーになることもある。ウチが機動力を重視するようになったのは3年前です。そこから手探りでやってきました。当時から、ウチの(低学年中心の)Bチームでは機動力を使った野球をしていたので、それなりにチームに浸透はしていましたよ」

 足の遅い部員は試合に出られないのか。

「次の塁を狙うという意欲がない子はダメですね。でも、足が速くない子にまで盗塁をしろ、とは言わない。それでも出塁したら大きめのリードを取るなどして投手の集中力を削ぐことはできます。その場合は帰塁の練習をさせています。それに多少の足の遅さなら、スタート次第では1メートルの距離は稼げる。大事なのは決断力ですよ。まあ、最近はウチの評判を知ったのか、俊足の子が多く入部してくれていますけどね」

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