サヨナラ勝ちで首位浮上の中日に「リリーフ陣不安」の声

公開日: 更新日:

 実際、昨年までの9年間で中日が1点差試合に負け越したのは、15勝18敗だった昨年だけ。守護神の岩瀬の衰えが顕著となり、継投を巡って権藤投手コーチと指揮官がやりあった高木監督時代の12年ですら、1点差試合は25勝15敗と圧倒的だった。僅差の試合をことごとくものにする戦いぶりが、相手にプレッシャーをかけたのだ。

 左ひじに不安を抱え出遅れている岩瀬に代わり、今季抑えを任されている福谷はこの日、1点リードの九回にDeNAのロペスに同点弾を浴びた。防御率は2.35。5.06の又吉、3.00の高橋聡ともども、リリーフ陣がどこまで状態を上げていけるか。まだまだ安心はできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大