“鬼門”の神宮で雪辱 中日・大野の成長を捕手とコーチが分析

公開日: 更新日:

「1-0の試合で最後まで投げられたのがうれしい」

 7日のヤクルト戦、大野雄大が7安打完封で今季初勝利を挙げ、喜びをかみしめた。

 鬼門の神宮だった。昨季は1勝2敗、防御率7.82。4月26日のヤクルト戦では初回に先頭から6者連続で出塁を許し6失点。1回でKOされて試合中に名古屋に強制送還された苦い経験もある。見事にリベンジを果たした左腕の力投をネット裏のスコアラーはこう見た。

「ストレートに力があったし、効果的だったのはフォークとツーシーム。特に今季は、ほとんど投げていなかったフォークを多投する。落ちるボールが増えたことで、ツーシームやスライダーでも空振りを取れるようになり、さらに手ごわくなった」

 フォークは、阪神のメッセンジャーを参考にし、昨秋キャンプから磨きをかけてきた。この日、最後の打者となった畠山に対して、バッテリー間ではこんなやりとりがあった。

 5球目のツーシームが暴投となり、一塁の山田が二進。一打同点、サヨナラ負けのピンチとなった。その6球目。大野は捕手武山のストレートのサインに首を振り、あえてフォークを投じた。落ちるボールを意識させ、最後はストレートで空振り三振。フォークへの自信があってこその勝利だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです