救援陣崩壊で燕は記録止まる 押し出し四球「3」の“真犯人”は

公開日: 更新日:

 ついにヤクルトの記録が止まった。

 12日の巨人戦に1-6で敗れ、開幕から続いた3失点以下の記録は14試合でストップ。七回には中沢、オンドルセクが3押し出しを許すなど、鉄壁を誇ってきた救援陣が崩れた。真中監督は「押し出しになったが、しっかり攻めている姿勢はあった。こういう試合を続けていけば勝機はある」と前を向いた。

 投手がいい働きをしている一方、打撃陣は得点力不足に陥っている。4日のDeNA戦で6得点を挙げて以降、7試合の平均得点は1.6点。打線の軸となるバレンティン、ミレッジが故障離脱中ということもあり、開幕14試合で1点差試合が10試合としんどい戦いが続いている。

 今季はここまで貯金1の3位をキープ。大味な試合が多かった昨季と比べればチームは大きく前進しているとはいえ、こうも打線の援護がなければ投手陣が辛抱し切れないのも無理はない。

 バレンティンの一軍復帰は早くても4月下旬。投手がいよいよシビレを切らさないうちに打線の奮起が待たれる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手