ヤクルトが本拠地・神宮のマウンドを硬くする「本当の狙い」

公開日: 更新日:

 ヤクルト本拠地・神宮球場のマウンドが今季からモデルチェンジするという。

 現在、神宮は改修工事中。すでに新しい芝に張り替えられたが、ベテランの石川が以前、「硬いマウンドが好き。投手陣でもそういう意見が多い」と言っていたように、投手陣からは改修を機に「より硬いマウンドにしてほしい」との要望が出されていた。

 神宮は大学野球と併用され、東都などの公式戦2試合が行われた後のマウンドは荒れ気味で、傾斜も低いといわれていた。

 キャンプでは投手陣の声に応え、ブルペンの一部に粘土質の土を入れて硬くしたマウンドを仮設。高津投手コーチは、「投手陣からも好評だった。神宮も同じような形になると思う」と語り、「八回、九回になってくると、マウンドが掘れて(リリーフ)投手は投げにくくなっていた。これから土の質も違うし、特にリリーフ投手は投げにくさはなくなるはずです」と言った。

 ヤクルトOBは「投手に好影響を与えると思う」とこう続ける。

「マウンドが硬くなると、踏み出す足の位置のズレが少なくなり、しっかりと踏ん張りやすくなる。硬いマウンドに慣れたオンドルセクなどの助っ人投手やリリーフ投手はもちろん、石川や小川ら先発陣も球威、コントロールが安定する材料になると思う」

 昨季、ヤクルトのチーム防御率は12球団最悪の4.62。上位浮上には投手陣の底上げが必要不可欠。まずは“足元”から固めるようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  1. 6

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

  5. 10

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒