チーム低迷で監督解任の噂 今季初マルチのイチローは安泰か

公開日: 更新日:

 ベテランの奮闘もチームの勝利には結びつかなかった。

 マーリンズ・イチロー(41)が21日(日本時間22日)のフィリーズ戦に「6番・左翼」でスタメン出場し、4打数2安打1得点。移籍後初のマルチ安打を記録した。1-2で迎えた五回には逆転をお膳立てする左前打を放ったが、終盤に救援陣が打ち込まれてチームは今季最長の5連敗。

 ここにきてマイク・レドモンド監督の責任論が浮上。MLB公式サイトによれば、この日の試合前にはジェフリー・ロリア・オーナー、ダン・ジェニングスGMが敵地のクラブハウスでレドモンド監督と会談し、指揮官の進退問題について話し合いが行われたという。

 マーリンズのロリア・オーナーはこれまでに2度、シーズン中に監督を解任した激情家。すでに監督解任を報じる米メディアも現れる中、イチローは大丈夫か。

 今季は4人目の外野手として、ここまで14試合に出場。主に代打で計27打数7安打の打率2割5分9厘、4得点。今後、調子が上がらなければ、オーナーの逆鱗に触れて、クビになるようなことはないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘