「4人目外野手」イチロー マーリンズで出場増確実の裏事情

公開日: 更新日:

 キャンプインから、やけにテンションが高いのがイチロー(41=マーリンズ)だ。マリナーズからヤンキースに移籍した直後は無精ひげをそり、きちんと帽子をかぶって優等生発言を連発している。

 報道陣に背を向けてしゃべっていたマリナーズ時代を知る記者からは「あれはイチローじゃなくてジロー」という声も上がったものの、今回は「ジロー」どころじゃない。

 全体練習中にチームメートと談笑。20代の中南米出身選手たちとスペイン語でコミュニケーションを取り、練習後の会見では「23歳とか25歳の選手が多い。バットが杖に見えないように頑張ります」「年寄り扱いされるけど、若手グループに交ぜて欲しい。自分では若いと思ってるし、彼らと同じグループに入れてもらいたい」などと殊勝に、しかし、ちゃめっ気タップリに言った。ナインどころかメディアにもリップサービスした。

 その表情と言動の変化は、新天地での起用法と無関係ではない。「4人目の外野手」の位置付けについて本人が「去年5人目でしたから。それよりもずっといいです」と話すように、マーリンズでは出場機会が増える可能性が高いのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  3. 3

    佐藤輝明&森下翔太の覚醒で阪神「歴史的大記録」達成の予感…実現すれば40年ぶりの快挙

  4. 4

    今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇

  5. 5

    長嶋茂雄さんの「まさかの一言」で高級ブランドショップ店員は素っ頓狂な声をあげ目を白黒させた

  1. 6

    北川景子が味わった二度の挫折 仕事の間にロケバス内の猛勉強で明治大商学部に合格した努力家

  2. 7

    三山凌輝がNYライブで復帰もファン真っ二つ…プロデューサーSKI-HIの“1億円頂き男子”擁護は正解か

  3. 8

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  4. 9

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 10

    巨人「松井秀喜監督」は完全消滅か、可能性あるか…恩師・長嶋茂雄さんは誰よりも願っていた