マーリンズが連敗5で止めた イチローも「レギュラー昇格」へ

公開日: 更新日:

 ベテラン外野手にようやくチャンスが巡ってきた。今季は外野の4番手の位置付けだったマーリンズ・イチロー(41)が当面、レギュラーで起用される可能性が出てきたからだ。

 22日(日本時間23日)のフィリーズ戦は「7番・左翼」で2戦連続のスタメン出場。開幕直後から腰に張りを訴えていた正左翼手イエリッチ(23)の症状が改善されないため、前日同様、急きょ先発メンバーに名を連ね、2試合連続安打と得点を記録した。。

 地元紙「サン・センチネル」(電子版)など複数の米メディアが伝えたところによれば、イエリッチの腰の状態は深刻で、明日にも遠征先のフィラデルフィアから地元マイアミに戻ってチームドクターの診察を受ける。昨季も腰痛で戦列を離れているため、今回は精密検査を受け、ドクターの診断次第では故障者リスト(DL)入りは避けられない。

 22日現在、マーリンズのロースターに外野手登録されているのはイチローを含めて4人。今後はマイナーから若手が昇格する可能性もあるとはいえ、昨季ゴールドグラブ賞を受賞したイエリッチの代役が務まるのは過去に同賞を10度獲得したイチローぐらいなものだ。

 イチローは22日終了時で、打率2割6分7厘と打撃は上り調子。主力不在の間にどれだけの安打を量産できるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは