東京五輪に「大リーガー派遣」前向き MLBが態度軟化の思惑

公開日: 更新日:

 大リーガーの五輪出場に一歩前進なのかどうか。

 MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは23日(日本時間24日)、米メディアの取材に2020年の東京五輪で追加種目として野球が実施された場合、大リーガーの出場を検討すると示唆した。

 MLBではセリグ前コミッショナー時代から五輪には非協力的な姿勢を貫いてきた。今年1月に就任した新コミッショナーも前任者の方針を踏襲すると、かたくなな姿勢を崩さなかったが、ここにきて態度を軟化させた。

 マンフレッド・コミッショナーは「(大リーガーを)五輪に派遣するのは日程的に厳しい」としながらも「日本のように野球人気がある国で開催される五輪には関心を持っている」と前向きとも取れる発言をした。

 もっとも、MLBは国際オリンピック委員会(IOC)も顔負けの拝金主義だ。稼ぎ時の夏場にシーズンを中断するとは考えにくいが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動