登板翌日は1勝4敗…最下位脱出失敗の広島は“黒田病”深刻

公開日: 更新日:

 それは単なる偶然なのか。

 広島は26日、阪神先発能見の前に散発6安打の完封負け。今季4度目の無得点で最下位脱出に失敗した。

 前日は2ケタ得点と珍しく打線が爆発。不調だった黒田に3勝目をプレゼントしたものの、この日は三塁さえ踏めず、見せ場なく敗れた。

 今季の広島は黒田が投げた次の試合は1勝4敗とよく負ける。「それが問題なんだよ」と、ある広島OBがこう語る。

「黒田が先発した試合は、何とか白星をつけさせようと野手は必死なんだよ。『もしも自分の失策で白星を消したら、ファンに袋叩きにされますよ』と真顔で言う者もいるからね。実際、5月を前に3勝しているんだが、黒田が投げた次の試合を見ると、そこそこ点は取っても終盤に加点できない。でも、この日はついに零敗。黒田の登板試合で野手はヘトヘトになるというわけでもないとは思うが、このパターンが続くと連勝できないから苦しいな」

 黒田の勝星が増えても、チームがBクラスでは意味がない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も