巨人の営業に痛手…広島黒田と真夏まで“対戦なし”の可能性

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 インフルエンザで5試合離脱し、21日の広島戦(前橋)から復帰する原辰徳監督(56)と巨人の営業サイドがガッカリしているという。

 メジャーリーグから8年ぶりに古巣・広島に復帰し、フィーバーを巻き起こしている黒田博樹(40)のことである。

 原監督はオフに「球界はもちろん、カープ全体もかなり平熱が上がる。いい沸騰状態で臨んでくるから要注意。強敵です」とやたらとテンションが高かった。渡米前は巨人キラー。海を渡る直前の07年まで巨人は、黒田に通算17勝20敗。最後の4年間は3勝13敗と一方的にやられた。だから原監督はキャンプからスコアラーを張り付かせ、丸裸にするよう指示も出していた。ファンの注目を一身に集める黒田を巨人打線が叩いてやろうじゃないかと手ぐすね引いていたが、フタを開けてみれば、対戦が夏までないかもしれないのだ。

■東京ドームでの対戦は8月か?

 21日からの2連戦で登板予定はなく、前回の3連戦でも対戦しなかった。黒田はこれまで日曜から始まり、その後は3週連続で土曜に先発。つまりローテ通りなら、週末の対戦がなければ顔を合わせないことになる。巨人の営業担当者が言う。

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