<第29回>マメの下にまたマメが…足が頻繁に攣るのは父譲りか「僕も割と攣る方でした」
足がひんぱんにつるのは、あるいは遺伝かもしれない。が、それだけじゃなさそうだ。
大谷が花巻東2年夏の県大会前のこと。加代子は練習試合に登板していた大谷の異変に気付いたという。
「投げ終わった後、足が滑ったというか、ちょっと違うふうにいったんでしょうね。(試合は)だいたい、いつも見ているので分かったのです。その後、ベンチでちょこちょこと話をして裏に下がったので、これは、何かやったかなと」
大谷は花巻東時代、寮生活を送った。加代子はパートの合間をぬい、週末になると花巻東の練習試合を見に出掛けた。水沢から花巻まで車で1時間ほどの道のりも、慣れれば苦にならなかったという。
「土日はほとんど練習試合なので、それを見るのが楽しみなのです。(太平洋)沿岸のお母さんたちは片道2時間くらいかけて来ていました。(子供たちの元気な)姿を見て満足する感じ。一関シニアにも週に3、4回は行ってました。お父さんが翔平を連れて行ってるのに、掃除とか家のことをしたら車で(30~40分かかる)一関まで行くんですよ。他の子のお母さんたちもそうです」


















