単独首位のジョン・ジェウンは韓国で“地獄”を見た苦労人

公開日: 更新日:

【ほけんの窓口レディース】(福岡CC和白C=6375ヤード・パー72)

 今年から日本ツアーに参戦しているジョン・ジェウン(26=韓国)が2日目を72のパープレーで回り、単独首位に立った並んだ。

 165センチ、55キロとスレンダーな美人プロだが、韓国では「地獄を味わった苦労人」ということで有名だ。

 2006年ドーハ・アジア大会のゴルフ団体金メダルでプロ転向。しかし、この時は11年全米女子オープンを制したユ・ソヨン(24)の脇役でしかなかった。

 韓国ゴルフ事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏がこう言う。

「美人プロとして韓国でもてはやされましたが、実力が伴わなかった。一昨年にシード落ちして、QTの最中にスポンサーのKB国民銀行から解約通知が届き、人目をはばからず大泣きしたのが有名です。その時はゴルフをやめようと思ったそうです。昨年は下部ツアーで最終戦に勝ってレギュラーに復帰。そして日本ツアー挑戦もQTランク18位で出場権を手に入れました。ただ、新スポンサーのBCカードとの契約には韓国ツアー28戦中15試合の出場義務条件があって、日韓を慌ただしく行き来しています」

 地獄を味わっただけにハングリー精神は人一倍強い。韓国人プロの2週連続優勝もアリだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束