3ボールが11回も 阪神・藤浪「プロ初完封勝利」は胸張れない

公開日:  更新日:

 数字だけを見れば「完璧な投球」にはなる。

 阪神の藤浪晋太郎(21)が20日の巨人戦で入団3年目にして初の完封勝利。たった1点の援護を守り切る2安打10奪三振の内容に、「真っすぐが良かった。コーナーにしっかりと投げ分けられ、粘り強く投げられたのが良かったと思います」と自画自賛すれば、和田監督も「藤浪に尽きますね。(先取点が入ったあと)守りに入ることなく投げてくれました」と手放しだった。

 が、課題の制球はこの日も荒れた。数字上は3四球でも、打者30人に対して3ボールまでいったのが実に11度。他球団のスコアラーに言わせると、「あれじゃあ、守っている野手はリズムに乗れませんよね。フルカウントが9度もあって、そのたびに天を仰いだり、下を向く野手が何人かいましたよ。援護がたったの1点というのは、阪神打線に元気がないことだけが原因じゃない」とのこと。続けて、「まあ、この日に限っては、巨人の各打者に的を絞らせなかった、ということにはなりますけど」と言った。要するに、「荒れ球が功を奏してのプロ初完封」というんじゃ、藤浪も胸は張れまい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  3. 3

    今度は雑誌がバカ売れ…女性の圧倒的支持を得た白石麻衣

  4. 4

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

  5. 5

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  6. 6

    偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

  7. 7

    4K&8Kテレビの選び方は…両方導入したプロが基礎を解説

  8. 8

    家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間

  9. 9

    専門家が指摘…あおり運転は善良なドライバーもやっている

  10. 10

    上沼恵美子で騒ぐ連中の勉強不足…便乗TVもどうかしている

もっと見る