勝利投手目前降板も…「本拠地改装」はカブス和田に味方する

公開日: 更新日:

 右太ももの張りで故障者リスト(DL)入りしていたカブス和田毅(34)が19日(日本時間20日)に選手登録され、20日のパドレス戦(サンディエゴ)に今季初先発。

 4回3分の2を1本塁打を含む4安打2失点。勝敗は付かなかった。この日の和田は初回から4者連続三振と上々の立ち上がり。四回まで毎回の9奪三振と力投しながら、五回、勝利投手の権利まであと1死としながらマドン監督に交代を告げられた。

 今回は開幕から不振が続いた5番手左腕のウッドに代わって先発機会を得たが、このままローテーションに定着する保証はない。マドン監督はウッドの復調具合などを踏まえた上で今後、配置転換もあると示唆しているからだ。

■さらに「本塁打」が出にくい球場に

 和田は12年に渡米して以降、左肘のトミー・ジョン手術(腱の再建)で満足に働けなかっただけに、今季にかける思いは強い。「最後までここにいて、結果を残せるように頑張りたい」と話す本人にとって、リニューアルされた本拠地はプラスに作用しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑