復活も不安残るマー君の右肘 手術の“境界線”は「3ミリの差」

公開日: 更新日:

 これまで100人以上に腱を再建するトミー・ジョン手術を施した産業医科大学若松病院の内田宗志医師(診療教授)は、メスを入れる判断基準についてこう解説する。

「基準となるのは靱帯が完全に断裂しているか、部分的に損傷しているかです。MRIでハッキリと靱帯が切れているのが確認できること。もうひとつは、エコー(超音波)で肘にストレスを与えた際に関節が3ミリ以上開いた場合、完全断裂と判断し、手術を勧めます。部分損傷の場合はPRP(多血小板血漿)療法を選択します」

 田中は昨年、PRP療法を選択した。これはあくまでも、悪化を防ぐために患部を保存する治療法であって、完治するわけではない。ましてや復帰登板で最速154キロをマークしたように、毎回、150キロを超える直球を投げ続ければ、いつ右肘が悲鳴を上げても不思議ではないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る