なでしこ首位通過 初ゴールの大儀見はこれで波に乗れるか

公開日: 更新日:

 世界女王なでしこジャパンが、カナダW杯1次リーグ3戦目(日本時間17日午前6時開始)の相手、エクアドルを1─0で下し、C組1位で決勝トーナメント進出を決めた。もっとも2連敗・得失点差マイナス15のエクアドルは、キックやトラップがおぼつかなかったり、お腹回りがタプタプの選手もおり、およそW杯には似つかわしくないレベル。そんなエクアドルを攻めあぐんだ。

 唯一のゴールは前半5分。左サイドからMF宮間がクロスを入れ、右サイドからFW大儀見がジャンプしながら、左ヒザに当てて押し込んだ。

 初戦スイス戦でシュート2本、2戦目カメルーン戦0本に終わった大儀見。不甲斐ないプレーを自覚しており、それだけに普段はクールな大儀見が、ゴールインしたボールを再度蹴り込み、右手でガッツポーズである。

「なでしこの絶対的エースFWとしてカナダに乗り込んだが、フィジカルコンディションがいまひとつ。得意のポストプレーでボールが収まらないプレーも目立ち、試合中に本人もイライラを隠せないでいる。それでも光明はある。実妹のFW永里が後半30分に交代出場。ピッチ内外で仲良しの永里がW杯デビューを果たして大儀見も大喜びしている。これで気持ちが吹っ切れ、決勝トーナメントでの活躍も期待できるでしょう」(現地で取材中の記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解